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20年
2024年3月29日 update
2004年、90年代に始めたバンド、ネルソングレート(それでよかったのか?)の活動と並行した形で熊本に住んでいた頃にスタートしたソロは4月で20年。バンドがスタートなので、ステージでひとりになることがあっても歌うことができなければ一人前になれないのではないか。とても未熟だったのでなぜそう思うに至ったのか理由は思い出せないし、そう思ったこともとても一時的なものだったけれど、きっかけになり気がつけば音楽キャリアとしては一番長い期間活動しているスタイルになった。こんなに長くソロを続けることになるとは開始当初思ってもいなかったというか(それくらい始めた当初は未来のことを具体的に考えていなかった)この期間続けてこれたのはこれまで関わってくださった全ての方々のおかげ。言葉では言い尽くせないほどたくさんの感謝の思いがある。
幾度も変化を伴った20年。アルバムは全部で6枚、シングルもいくつか。その間にも多数のトラックを様々な形で発表してきた。ソロでの制作はもうひとつの音楽の場であり、孤独でもあり音楽探求の場でもある。実験的なことやアイデアを使う初動のスピード感はあるけれど、音楽的な責任の重さは複数人で作るものとは少し異なるようにも思う。でも私は形態に関係なくみんなで音を出すのが好きだと改めて思う。1stから現在に至るまで20年もあれば時期によって住んでいる場所も時代背景も本当にさまざま。香川暮らしになり現実的にライブの本数は九州にいた頃の半分以下になったが、ライブハウス以外の場所での演奏の機会が増えたことで、DIY、インディペンデントの精神はとても鍛えられたし、音楽的な学びやリスナーとして音楽を深めていく楽しみ方は世代問わず香川の音楽好きの方々から受けた影響はとても大きい。
自分の音に責任を持ちたくてレーベルという窓口を作り、現名義に改めて以降の演奏でとてもとてもお世話になっているドラマー、ビートメイカーのmineo kawasakiさんはじめ、COET COCOEH名義の頃から現在にいたるまでライブで一緒に演奏したり作品に加わってくださった音楽家、関わってくださっている方々、音楽を聴き続けてくれる方のおかげで音楽を育んでこれました。襟を正す思いです。
お礼の気持ちはいつも以上に持ちながら、現在の環境や音楽との納得できる関わり方を模索します。
周年的なことの予定は何もないけれど、2024年は夏頃までの間にリリースやお知らせなどお伝えできそうです
ソロ名義で一緒に音を出したりゲスト参加していただいたみなさま & バンドメンバー
敬意を込めて
mineo kawasaki
Hisayo
時津梨乃
エマーソン北村
波多野裕文
ICHITO MORI
Akinori Ikawa
チダトモコ
ムロリョウタロウ
Reiko
Hiromi & Miwako(miu mau)
池田英史 & りん(ネルソングレート ex それでよかったのか?)