• 2024年3月27日 update

    (日記) 自宅周辺がいよいよ春。不安定な気候続きだったが、木蓮、椿、ミモザがわーっと一気に開花、紫陽花とバラは順調に育ち始めている。家族に持たされたパクチーの苗はおばけみたいな成長っぷりだ。デスクに向かう日々だったので、先日塩江美術館でも見ていた展示のフライヤー。近々仕事でお世話になる方や知人の名前。晴天に誘われ午後からの空きのタイミングが一致したので思い立って行くことにした。県境にある工場地帯、山の頂。離合なんて絶対無理な複雑な細道を登り到着した。会場は歴史のあるお寺でとてもよかった。普段見ることのできない仏像のご開帳の時期と桜の季節に合わせての開催とのこと。展示内容も良かった。急傾斜の階段を登った先の海と工場地帯が広がる展望、境内の雰囲気もすごく良くて来て良かったなどと思いながら歩いているとスタッフの方に「今日はラッキーですよ!会期中ずっと雨だったので今日は急遽ライトアップすることになったので」と告げられた。お寺でラッキーを告げられ、なんだか良いことありそうだ。お寺をあとにすると見頃の桜。春の展示、スプリングエキシビジョン。春を象徴するような1日だったなぁと日が暮れていく帰り道、海沿いに広がる空にオーロラのようなゆらぎと空洞のような大きなものがあった。思わずおいかけて写真を撮ったけれど大きさも気配も色も不気味さも強さも全然映らなくて、撮った写真は1枚だけ残した。


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