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周
2024年2月23日 update
(日記) 2月2日、夫と、森さんが高松に来た際に3人で行ったお店で献杯した。森さんの訃報から1年。高松にも森さんとの思い出があってよかったと言いながらいつものように音楽のずっと話をした。音楽やレコードを愛する人たちの繋がりというものにすごく胸いっぱいになったエピソードなど色々と思い出した。BEAの森さんとの初仕事はBEAVOICEの表紙になった2000年11月号でインタビューを担当していただいたのが最初だったと思う。当時私は21か22くらいの年齢だったけど、表紙になっているというのに、態度悪そうに写真に写っているし、内容も読み返すともうまともな気持ちでは読めないほど私たちは未熟だったけれど、以降森さんには公私共にとてもお世話になった。大切なものというのは簡単に言葉にはできない。森さんが惜しみなく注いできた音楽愛とその礎があったから、私たちは豊かな場所で音楽を育むことができていたんだと思う。音楽を雑に扱ったりすると厳しかったけどたくさんの情熱を教えていただいた。出会ってもう24年経つんだって。私は森さんのような大人には全然なれてないけど、そんな私にも何かひとつくらいは真っ当なものを残せるものがあるのだろうか。そんなことをずっと考えている。