• 2024年1月31日 update

    (日記) 某日、色々の条件が重なり、女性の映画ファンの友人がおすすめしていた「哀れなるものたちへ」を見た。前情報無しに劇場へ行ったけれど、1日4回の上映スケジュールにも関わらず客席がかなり埋まっていたのにも驚いた。音楽素晴らしかった。嫌悪感も賛美も両方が混在したけれど、見終わったあとに感じた感想が現在の私の思考なんだろうと素直に受け止めた。3周ほど考えて人生賛美のアート作品と受け止めた。あとから知ったけれどいくつかの賞にもノミネートされておりかなり話題になっている映画だったようで、パティ・スミスがSNSで映画のマーチャンダイズの写真をアップしていて、ああそうだよなぁと思った。私はどちらかというとフェミニストな思考を持っているけれど、これだから女は、、と自分のことを重ねて思ってしまう部分もある。冬は苦手なので余計なことを遠回りして考える。肩が縮こまり血行も悪い。思ったよりも落ち込んでいた1月がようやく終わる。目的に溺れずに日々とにかくコツコツと私のできることをやっていくしかないのだ。Kotetsuくんが、2/11のフライヤーの紹介文に「静かなる反骨のニューウェイブ・スピリット」と書いてくれていたが、先日turnで2023のベスト5曲でピックアップしてくださったmarking recordsの前田さんのテキストにも「ある種のカウンターを感じさせる楽曲たち」と書かれていた。そういう部分って伝わっているんだなと嬉さがあった。 驕り、慢心を捨て、曲を作ろう。


Archive