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立冬
2023年11月9日 update
季節不在のまま暦上では立冬を迎えた。今週末から始まる忙しくなる日常に向けて自分のために時間を使った数日。天気が良いので窓をあけ、とにかく散らかったままになっている部屋の中を片付け冬物をようやく出して衣替え。目的のない音楽制作に没頭し集中していたら気持ちが整ってきた。旅先で買ったレコードは全部良かったし、先日お世話になった広島ONDOの店主SatoshiさんのAmbient MIXCDが最高。ちょうどその日着ていたTシャツがLeaving Recordsのオフィシャルものだったこともあり去年大阪のFrueで見たサム・ゲンデル、サム・ウィルクスのライブのことなどが話題にあがったことを思い返していた。今年さまざまな土地に行くことができてたくさんの方にお会いできた。良い時間になったと思う
去年からずっと続いていたアルバム制作、リリースに関する一連のこと、先日のTOONICEでの演奏を終えてようやくひと段落ついた。各地でのライブは色々差し引いても納得のいく演奏ができたと思っているし、ゲストの方々との演奏にも没頭できたしとても豊かなものになったのではないかと思っている。17日大阪でのライブも控えているためまだ過程の中にいるけれど、私は実感以上にさまざまな面で追い詰められていたんだなとふと気がついた。追い詰められていたというのは言葉通りの意味とは異なり私自身がこのリリースに向けてエネルギーを能力以上に注ぐ必要があったからではあるけれど、音楽制作、企画、演奏、リリースに関するレーベル運営、さまざまな事務作業、告知宣伝、体力、必要なこととはいえさまざまなことで思ったよりも消耗していたようだった。まだ何も終わってないしこれからまだまだタスクが残ってはいるけれど、バックアップはできた。色々補給したのでまずは17日の大阪でのライブ、そして12月に急遽高松で2本決まったのでライブと締め切りのある録音に集中し音楽を育みたいと思う。
アルバムを聞いてくれた全ての人に、そしてこのリリースに関してお世話になった方々にこれからお返しをしていこう、そう思っている