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11 – 名前のない
2021年12月12日 update
アメリカン・ユートピアを見た。デイヴィッド・バーンによるブロードウェイをスパイク・リーが映像化した今年とても話題になった映画の話。トーキング・ヘッズはもちろん、ニューウェブやポストパンクが好きならば、間違いなく気に入るはずだと、多くの人に勧めてもらっていた。こちらもスパイク・リーが映像を担当したアレサ・フランクリンのアメイジング・グレース(劇場で鑑賞)と上映時期は近かったけれどタイミングが合わず劇場で見ることができなかったので、ようやく見れた喜びと、音楽への向き合い方のひとつの指針を見せてもらったようなそんな気持ちになった。昨日の音楽イベントがとても良い雰囲気で久しぶりに熱のこもった音楽に触れた気がした。久しぶりに会う人ばかりで現場感の居心地の良さもあり、夏以降気持ちがガチガチになっていたので、先のことを具体的に考えることにようやく気持ちが追いついてきた気がしている。暖房器具は使用しているけれど寒い我が家の中では思考が止まってしまいがち。冬はあんまり得意ではないからできるだけ12月が穏やかに静かに過ぎてほしいと、自分の行動も振り返りながら思う。これから控えているレコーディングに向けてまだまだ勉強が必要なこと。やること山積みではあるけれど、このこのところ色々予定を詰め込みすぎていたので少しぼんやりして充電できた。あと少しだけ人と会う機会が増やせたらいいなと。