• 時空をつなぐ

    2016年11月22日 update

    普段からとてもお世話になっている方から、
    遅くなったけれどリリースおめでとうと、素敵なお手紙と贈り物を頂いた。
    とても優しいお手紙に、ほろろんとしてしまう。
    近年、ほんとに涙もろい。

    FAKE NIGHT SHOW  2016
    ありがとうございました。

    photo by BEBI


    9月に高松の黒船屋で行ったリリースパーティーをきっかけに、
    今回のツアーでドラムの演奏でサポートをして頂いてる
    Mineo Kawasaki(cowbells)氏と共に、 九州、四国と遠征へ。
    各箇所でちゃんと音楽を聴いていただいての思いがけないたくさんの反応をいただいて、
    音楽活動を始めた頃の話も話題になったりと、時空を跨ぐような遠征になりました。
    Mineo氏との演奏は回を重ねていくうちに、面白さがどんどん演奏にも反映されて、
    その空気をフロアのみなさんと共有できたのは楽しかった。
    近年稀にみるライブ集中月間だったため、
    ツアーってこんな感じだったなーとか、すっかり忘れていたこと思い出して、理由を並べてうだうだとやらないのはダメだーと、この数年を振り返って猛省。
    来年はミウマウや、Mineo氏との演奏でもう少し遠くまで遠征に行きたい。

    時は巡って、私が10代後半に丁度流行っていたようなスタイルが、
    今の20代前半のわかものたちの主流の価値観に近くて、
    カセットテープのリバイバル、写ルンです、
    逆戻りにも思えるけれど、見えているものはまったくの別世界。
    今回のツアーでも若い世代の方とたくさんお話できて刺激的でした。
    ミウマウのみわこちゃんともそれぞれ別のステージで共演できたの嬉しかったし、
    同郷の先輩であるレピッシュの杉本恭一さんとバンドのみなさんの演奏が
    とても素晴らしくて、そのパワフルな姿に、勝手に背中を押していただいた気分になったり。

    同世代というだけで、時代の匂いみたいなものを共有できる同士に思えたり。
    音楽への時間の密度が時空を超えててとても幸せでした。

    ちょうど遠征が始まる頃に、様々なドラマがあって今も毎日走り回っているのだけど、
    日々の事は整えながら、Masami Takashimaの音楽は探求と、
    この先はミウマウのリリースに向けて、じりじりと進めていきたいと思ってます。

    photo by BEBI
    FAKE NIGHTのジャケットや、私の写真を撮ってくれた、大好きなBEBIちゃん。
    ライブに遊びにきてくれた際にライブの写真と、ポラで撮ってくれました。
    潰れたような質感もgood.
    20代前半の彼女が見えてる場所が映ってる。
    ドラムのMineo Kawasaki氏と、TOONICEにて。

    photo by BEBI

    そしてもうひとつ。先日高松市美術館にて行われたシロノセカイ展。
    Hair Showにてピアノの演奏で岩中氏の描く世界をサポートさせていただきました。
    WhiteRoomの岩中氏の走りつづける姿に心動かされて、私も新たなる試み。
    ある程度テーマは決めて、ショーの進行に合わせての即興演奏。
    即興ですがJAZZの要素は持ち込まないスタイルで、
    存分に楽しんで演奏させていただきました。ぐわーっと弾くの、楽しかった。
    美術館のピアノはとても優しくて、強い音でした。
    シロノセカイを表現できて嬉しかったです。
    6周年、おめでとうございます。
    イベントの模様は岩中氏によるブログに記載されています。
    photo by Nobuyuki Miyake 

    遊びにきてくださったみなさま、
    各会場での共演者の方々とその音楽、
    新しい出会いを繋いでくださった人々、
    黒船屋さん、TTJ FUJITAさん、Rico sweets & supply CO. さん、TOONICE 井川さん、AT HALL 河村さん、UTERO 吉田さん、行天さん、meruちゃん、WhiteRoom岩中さん、Azuさん。
    拡散に協力してしてくださったり、お力を貸してくださった皆様。ありがとうございました。

    来年の始まりはMineo氏の本業cowbellsと一緒に念願の岡山へ参ります。
    (もしかするとその前に?もあるかも??)
    岡山での演奏は多分、10年ぶりくらい。

    2017. 1/9 (月・祝)岡山ペパーランドです。

    Masami Takashima / Light and Shadow


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