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開かれた場
2004年4月2日 update
ガガーリンとシガキマサキのレコ初イベントに行ってきた。まず、会場に入って驚いたのが、たっぷりの動員。そう、本当に身動きするのが大変なくらいの感じ。
そして、何よりとても開かれた場だったということがとてもすばらしかった。熊本の良きミュージシャンが集結し、音楽という表現を通して、人々が同じ時間を共有する。人々はその開かれた場で心や体を開放する。おまけに演出もレコ発でしか味わえない嗜好が所かしこに存在していて素直に楽しめるイベントだった。すっかり関心してしまった。そして、数日前、SET YOU FREEに参加した。
銀杏BOYZ、サンボマスター、メガマサヒデツアーに鹿児島、宮崎編での参加となり今回で2度目である。
いろんな表現方法があるということを改めて認識した2日間だったように思う。これからを担う若年層はこの開かれた場で何をみつけたのだろう、良い意味で初めて触れる何かに驚きつつも興味を持ってくれたのではないかと私は信じている。物書きの友人とランチしているときにこんな会話をした。
「捉われてはいけない」ということ。
状況、生活、スタイル、思考、感情、どんなことでもいい、捉われてはだめだ。
私は割りと一直線タイプで、思いついたらすぐに行動してしまう衝動派なのだが、
捉われてしまうことだってもちろんある。
表現というものが開かれたものでないとだめだと思っている。
表現というものは、いろんな想像を巡らせてそのアイデアが広がっていく様を個人だったり団体だったり、その多くの力で開いていくことなのだと思う。
私は明日に向かって日々表現している。
常に人として一歩先にたっていたいという欲望と、だけどいろんなことを受け入れていたいというその情熱に動かされて生きているのだと思う。
だから捉われてはいけない。
これまでの常識にも、これまでの価値観にも、これまでの生き様にも。
私を支えてくれる多くの人々に感謝して、多くの明日を知るために。