• 生まれた国の言葉で

    2011年12月13日 update

    if MASACAさんとお会いする機会があったのは少し前のこと。
    ご本人はまったくその気はないと思うのですが、
    お話していて(というか聞いていて)私自身のことを肯定してくれているような気がして背筋が伸びました。

    私は歌詞を作る上で「日本語」をとても意識しています。
    日本という国で生まれ育ち、普段から話している言葉だということ。
    わざと難しい日本語を羅列していた頃もあったけれど、
    最近の歌詞はどんどんシンプル。
    シンプルだけれど鋭さ、危うさ、存在を意識するものがいい。

    影響を受けてきたもの、聴いて育ってきた音楽は海外から入ってくる刺激的な音楽がほとんどなので、
    英語が話せたら。。。。と強く思うこともあります。
    最近は海外から楽曲を配信することも多いので、
    英語表記を付け加えることもあるけれど、
    でも、自分のルーツ(日本語+海外からの音楽)を組み合わせるのが楽しい。

    でも、もし私の中に別の国言葉がもっと日常化してきたら
    また変わっていくのかもしれない。
    それもいいかなぁ。

    最近、香港にとっても行きたいのです。

    ———————————————

    現在配信中の新譜。
    年内はダウンロードできます。
    ちなみにこの曲はまだ見ぬフランスの田舎町、
    噴水のある公園をイメージしています。
    その町の人にとっての待ち合わせの聖地のような場所。
    秘密の待ち合わせ。

    町の広場で~On the town square

    町の広場で
    明日会いましょう

    石畳抜けて
    ブーケは約束よ

    薄暮に消える
    町の広場で

    COET COCOEH/On the town squarer(町の広場で) by Masami takashima

    CC

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