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もうすぐ6月
2019年5月31日 update
江戸の超グラフィック(後期)の会期が終わるというので先週末に駆け込んできた。前期は見逃したので、ギリギリにやっと見に行くことができた。松平家図譜数々の名作。繊細な技術で作られた作品たちの仕上がるまでの時間を想像していたら、気が遠くなるような思いだったけれど、きっと完成当時と現在では色の見え方も違うのだろうけれど、アイデア、道具、素材など「残す」ということを意識して作られたそのなんというか猛烈な作品欲にとにかく感動だった。
少し遡って先日熊本でみた大竹伸朗さんの企画展「ビル景」。40年分の作品は見る側の集中力が追いつかないほどの数で、私は子供だった時代のビルのある風景を作品を通して見たので、私自身の記憶として残っているのかわからないけれど、なんというか残像のような匂いたつような風景画だった。この数日「残す」「残る」ということの問いかけが続く中、友人から原生林にまつわる話を聞き、紀元前の話から、遠い遠い先の先の未来のことなど時空を超える話になり、帰宅しすこしぼーっとしながら考え事。
医療も、数学も、文学も、料理の調理方法も、天気を読む術も、誰かの開拓なんだよなぁと。梅雨のことが気になってる。もうすぐ6月。miu mau / MASAMI TAKASHIMA
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