• 6月のあとがき

    2017年6月25日 update

    空梅雨の6月。移動中の雨を心配していたけれど、お天気には恵まれ、帰宅したその日からざざざーと雨。今回の移動は、新緑の山の中をバスや電車で走ることが多かった。ONZOの店主さんから「移動が多いと人生が豊かになる」とお話を聞いたので、移動中の流れる景色、行く先々の紫陽花、楽しみました。6月、高松、高知、熊本、大分、今治と各地でお会いしたみなさま、関わってくださったみなさま、ありがとうございました!住んでいる街で音楽を続けることがなんたるかみたいなことを改めて感じたとてもとてもよい旅でした。

    ということで、miu mau → Masami Takashima だだだと振り返ります。

    6/3 高松 TOONICE   “SOMETHING ANYTHING” 
    大阪からPost Modern Team、岡山からさんだるズを迎えてのミウマウ企画。リリースツアー中、何度かミウマウ企画をしますが、各地で視点の切り口が違います。高松編では関西と岡山のバンドに出演していただいたのですが、全てのバンドで会場の方々が楽しそうに踊ってくださったのが何よりの喜びでした。個人的にお世話になっているレコード屋さんが見にきてくださって感激!! イベント後記はこちらに。
    http://miumaujapan.blogspot.jp/2017/04/63-toonice-someting-anyting.html

     6/10 熊本 Navaro “Art Blakey#49”  熊本の至宝ドイサイエンスによる名物企画”Art Blakey”。私が熊本に住んでいる頃からすでに存在していた”Art Blakey”は当時、即興とかアバンギャルドの要素が強いイメージだった。熊本を離れて数年経った頃に、熊本面白そう!と。その源はいつも”Art Blakey”だった。アートブレーキーの懐の深さというか重みみたいなものがどんどん増して今は熊本のみならず、九州のシーンを担う存在になっていると思う。そんな名物企画に、今回は女性メンバー在籍のバンド縛りということで、幅広い年齢層の九州山口のバンドが集結。シンミリメートルなどの新世代の方々との共演も嬉しかった。勢いあるバンドが多い中、わりと脱力系のmiu mauがトリということでどうなることかと思ったけれど、最後までたくさんのお客さんが残ってくださって、感無量。。遊び上手なお客さんはポテンシャルもとても高くもう色々とても最高でした。ジュン君の隙のないレスポンス、ナバロの音響が本当に気持ち良くて集中して演奏できました。おかげさまで持参した7インチは全て売り切れ。上乃裏通りも色々面白くなっていたし、またすぐ熊本帰りたい!!写真は終演後の清田さん撮影による集合写真!

     6/17 大分AT HALL
    大分といえばネネカート。共演したのは9年前。ネネカートのリーダー足立君(同い年)も一緒にリハ後にみんなでおそば屋さんへ行った。懐かしい。いつもウェルカムな空気で迎えてくださるAT HALL。そして河村さん。色んなご縁が重なってとても不思議で優しくてなんというかとてもエモーショナルな時間でした。若手のカーブミラーズも去年ご一緒させていただいた時から更にかっこよくなっていたし、ネネカートのライブはとても美しく幸せなライブだったなぁ。「みんなバンドやったらいいよ。やり方教えるよ」という足立君の言葉に、河村さんや、足立君が大分で培ってきた時間を思い、とても沁みました。また行きたい。

     九州には同世代のミュージシャンが多い。 住んでいる街で、音楽を育て、数多くのツアーバンドと共演し、お客さんとフロアの空気を作りながら、自分たちも楽しみつつ、楽しんでもらえるような仕組みを作っているとっても頼もしく愉快な人たちに、心からリスペクト。

    続いて、Masami Takashima & Mineo Kawasakiでの高知、今治。

    6/9  高知 ONZO  “Jimanica solo tour in shikoku with Taku Yoshioka”
    Jimanicaさん、吉岡たくさん、Tamura Norihideさん、ライブすっごかった!!!住んでいる街で、上質な音楽が聞けること。ライブハウスじゃない場所で上質な音楽が聴ける面白さ。住む街とのつながり。とてもとても勉強になりました。これで私がお酒が飲めたらもっと楽しく最高なんだろうなぁ。Jimanicaさんと色々お話できたのも嬉しかった。
    写真はインテリジェンスな音がかっこよかったTamura Norihideさん。みなさまとまたご一緒できたらとても嬉しく思います。
    Jimanicaさんによる四国ツアーブログ。とても面白く何度も読み返してしまいます。
    http://jimanica.com/blog/blog-jimanica-solo-tour-in-四国を振り返る-前編-1526.html

    6/23 今治ホホホ座 「広小路で逢いましょう」
    尊敬して止まない鍵盤奏者、音楽家のエマーソン北村さん「ロックンロールのはじまりは」ツアー今治編。ご一緒させていただけるのをずーっと楽しみにしていました。エマーソン北村さんを真ん中に、私とMineo君が並ぶというスペシャルなセット。設営、リハーサル、会場の音作りまで全て北村さんがプロデュース。色々気遣ってくださって、私は案の定かちこちに緊張しました。エマーソン北村さんのライブでは鋭さのような凄みに毎回圧倒されます。もっと見たかった!

    アンコールでは3人で、エマーソン北村さんの「王冠」、カバー曲「あなたから遠くへ」、そして本当に恐縮ながらMasami Takashima「月夜のダンスパーティー」を一緒に演奏させていただきました。「王冠」では私と北村さんが楽器を交代し、北村さんが私のシンセを、私は北村さんのDX100を使わせていただき、Mineo君のドラムにあわせてのセッション!北村さんのプロデュースで、カバー曲では自分でもびっくりするほどいい感じで歌えました。MCで北村さんへの思いをうまく伝えられなかったのだけど、言葉にするとするするとこぼれてしまいそうだから、音楽を通してお伝えします。素敵な機会をいただいてありがとうございました。シンプルにただただ楽しかった!最高でした!!
    今治ホホホ座あたたかくて感動しました。

    インプット⇆アウトプットのバランス。
    いますでにあるもの、これから探していくもの、
    両方見えた気がしています。

    次は7月。
    急遽リリースが決まったmiu mauの新しいアルバム「Drawing」のリリースも控えているし、ぎゅっと詰まったとても濃密な3日間になりそう。

    各地のみなさまどうぞよろしくお願いいたします。

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    7/14(金)徳島 bar txalaparta
    ”Dustin Wong & Takako Minekawa “Are Euphoria” Japan Tour”

    ダスティン・ウォング&嶺川貴子
    ・Masami Takashima × Hisayo(tokyo pinsalocks) × Mineo Kawasaki(cowbells)
    ・the circus

    OPEN 20:00 / START 20:30
    ADV ¥2500 / DOOR ¥3000(+1Drink Order)

    7/15(土)広島 CLUB QUATTRO
    “SHIN-GEN-CHI”vol.54
    PEXPOX WAVYYYVAW

    ・マクマナマン
    ・anndoe
    ・馬だらけ
    ・天井
    ・k the musicgirl
    ・miu mau

    OPEN 17:00 / START 18:00
    ADV¥2000 / DOOR¥2500 (1+DRINK)

    7/16(日) 大阪 扇町para-dice

    【beyond】
    -act-
    ・miu mau
    ・awl
    ・バカがミタカッタ世界。
    ・矢谷ウメ子
    ・母の鳴く家
    ・オオハシ

    ADV 2000 + 1DRINK
    OPEN 17:30 / START 18:00

    ▶チケットのご予約フォーム
    http://twin-ships.com/?page_id=447

    ▶ライブのご依頼、お問い合わせ先
    http://twin-ships.com/?page_id=16


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