Masami Takashima Blog

  • Live Info2024年2月2日 update

    最新のライブ情報を随時更新中.
    終演後には各ライブ情報ページの後半に記録としてあとがきを追記しています.

    LIVE INFO  https://blog.twin-ships.com/category/live-info
    Words https://blog.twin-ships.com/category/dlog

  • 2024年3月27日 update

    自宅周辺がいよいよ春満開。木蓮、椿、ミモザはわーっ開花、紫陽花とバラは順調に育ち始めている。結局スモークツリーはうまく育たなかったけれど、家族に持たされたパクチーの苗はおばけみたいな成長っぷりだ。気候が不安定な日々が続いていてデスクに向かう時間がずっと続いている。先日塩江美術館で見つけた展示のフライヤー。近々お世話になる方や知人などの名前があり気になっていた。晴天ともろもろ午後からの空きのタイミングが一致したので思い立って行くことにした。車を走らせ数時間。県境にある工場地帯の山の頂。離合なんて絶対無理な細道を登り到着した。会場は歴史のあるお寺で、普段見ることのできない仏像のご開帳の時期と桜の季節に合わせての展示の開催になっていた。お寺とてもよくて急な階段を登った先の展望、境内の雰囲気もとても良く来て良かったなどと思いながら歩いているとスタッフの方に「会期中ずっと雨だったので今日は急遽ライトアップすることになったので、ラッキーですよ!」と告げられた。お寺でラッキーを告げられて、良いことありそう。展示もすごくよかった。しばらくずっとデスク作業の日々だったのでチャージできたと思う。お寺をあとにすると見頃の桜。春の展示、スプリングエキシビジョン。帰り道、海沿いにはオーロラみたいな大きさあった。思わずおいかけて写真を撮ったけれど大きさも風の気配も色も不気味さも強さも全然映らない

  • 10月/October2024年3月17日 update

    いつもMasami Takashimaの音楽を聴いてくださりありがとうございます
    現在各サブスクリプションで配信中のシングル「10月/ October」は2024年3月末をもって配信が終了になります。ですが、また近いうちに新たな形でお聴きいただけるように準備しているので、また改めてお知らせしたいと思います。

    Bandcamp(DLできます)、sound cloudでは引き続きお聴きいただけますので、よかったらこちらを楽しんでいただけたら嬉しいです



    レーベルインフォメーション
    https://twin-ships.com/information/2257

  • TWIN SHIPS通信 set22024年3月1日 update

    先日DJをする機会があり久しぶりに多数のレコードを聞き返した。私自身は普段DJ活動はしていないしレコードをコレクションしているわけでもないけれど、サブスク上で聴いてすごく気に入った場合レコードを買うという循環になることは多い。家族の影響もあり、馴染みのレコード店はもちろん、県内外で開催されているレコードマーケットに行く機会というのも割とあり、足を運んだレコードマーケットが初日だったりするといつもとても賑わっていて音楽探求の方々の熱意にはいつもぐっときてしまう。レコードに限らず解説やリリックの翻訳が読みたくて新旧問わず日本盤のCDを探して買うということも。子供の頃に比べるとインターネット上で音楽を聴くことは日常化しているけれど、10年ほど前はspotifyやApple Musicなどディストリビューターを介して配信されているストリーミングではなくてミュージシャンが直接アップロードしているsoundcloudやbandcampなど見つけるというのが割と新しい音楽を探している方々の主流のひとつではあったように思う。しかしながらこの10年の間に音楽の届け方も聴き方も変化が著しくこのスピード感では数年後も現在とまったく同じ状況であるとは考えにくい。音楽を残すこと、残さないこと、そういうことをよく考えている。これは私個人の話だけれど30年近く様々な名義でカセット、CD、レコード、デジタルと多様な形態で音楽を発表してきたけれどサブスクで聴ける作品というのは実はすごく少なくて3分の1ほど。サブスクでなんでも聴けるというわけではないよなぁという現状というのもまだまだある。また、一般的にはレコードやCDが現在では廃盤になるなどしていて入手できないものたちがサブスク上では聴けたりなど一長一短ある。フィジカルが売れないというのは実感としてもとても切実だけれど、結局のところ、環境さえあれば好きな音楽ほどフィジカルでスピーカーから聞くという体験や実感を私は望んでいるのだと思う。残していくこと、残さないこと。一般的にはタブレットやスマホのヘッドフォンやイヤフォンの中で音楽は聴いたり手軽に使えるものであるというのが現在。それでも課題はありながらもフィジカルを作るということをもう少しだけ続けてみたいと個人的には思う。

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    今月のお知らせ

    Masami Takashima info
    3.8 神田 Polaris
    3.10 松本 Give me little more.
    https://blog.twin-ships.com/category/live-info

  • 2024年2月23日 update

    (日記) 2月2日、夫と、森さんが高松に来た際に3人で行ったお店で献杯した。森さんの訃報から1年。高松にも森さんとの思い出があってよかったと言いながらいつものように音楽のずっと話をした。行ったお店も元ジュークレコードの松本さんに教えてもらっていて、音楽やレコードを愛する人たちの繋がりというものにすごく胸いっぱいになったエピソードなど色々と思い出した。BEAの森さんとの初仕事はBEAVOICEの表紙になった2000年11月号でインタビューを担当していただいたのが最初だったと思う。当時私は21か22くらいの年齢だったけど、表紙になっているというのに、態度悪そうに写っているし、内容も読み返すともうまともな気持ちでは読めないほど私たちは未熟だったけれど、以降森さんには公私共にとてもお世話になった。大切なものというのは簡単に言葉にはできない。夫は私が想像する以上にそういう思いがあるだろうと思っている。森さんが惜しみなく注いできた音楽愛とその礎があったから、私たちは豊かな場所で音楽を育むことができていたんだと思う。音楽を雑に扱ったりすると厳しかったけどたくさんの情熱を教えていただいた。出会ってもう24年経つんだって。私は森さんのような大人には全然なれてないけど、そんな私にも何かひとつくらいは真っ当なものを残せるものがあるのだろうか。そんなことをずっと考えている。

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